毎日社会福祉顕彰

毎日社会福祉顕彰 2団体1個人に

ゆずり葉の郷
「ゆずり葉の郷」の喜入博一理事長(中央)とスタッフ

福祉の向上に尽くした個人、団体を表彰する第51回毎日社会福祉顕彰(毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団主催、厚生労働省、全国社会福祉協議会後援)に、全国より推薦された23件から2団体と1個人が選ばれました。今年度も昨年に続き新型コロナウイルス感染拡大防止のため、合同での贈呈式は行わず、受賞者にはそれぞれの活動拠点で賞牌(しょうはい)と賞金(各100万円)が贈られました。

今回選ばれたのは▽柔軟に利用者受け入れる「富山型デイサービス」で知られる富山ケアネットワーク(惣万佳代子会長=富山市)▽傷病や障害による生活困窮者の自立支援と高齢者の介護活動を進めてきた大西豊美さん(社会福祉法人みなと寮理事長=神戸市)▽非行や不登校、虐待などのため学校や家庭に居場所のない青少年に寄り添い、自立を支援している特定非営利活動法人奄美青少年支援センター「ゆずり葉の郷(さと)」(喜入博一理事長=鹿児島県奄美市)。それぞれの活動は次の通りです。

 
富山ケアネットワーク

年齢や障害の有無にかかわらず、柔軟に利用者を受け入れる「富山型デイサービス」の生みの親が惣万会長。1993年、富山市内に「このゆびとーまれ」を開設した当初は行政の支援がなく、団体で支援要請するため98年に4事業所で作ったのが同団体。現在は富山県内の72事業所が加盟し、セミナーやフォーラムなどで、「富山型」福祉を全国に発信する。惣万会長は「さらに広げるため、まだまだ頑張らないと」と意気盛んです。

 
大西豊美さん

2011年、近畿救護施設協議会会長に就任した直後に発生した東日本大震災では、自ら支援物資を運搬して現地入り。福祉施設へのボランティア派遣や、施設間の支援体制づくりにいち早く着手しました。コロナ禍の職員不足でも、大阪府と応援職員派遣協定を結び、300以上の協力施設を集めて支援体制の構築に貢献しています。「困っている人には積極的に手を差し伸べるという意識が私たちの仕事の要」と語っています。

 
ゆずり葉の郷

2001年認可のNPO法人。非行や不登校、虐待などの問題で学校や家庭に居場所のない青少年に寄り添い、自立を支援しており、スタッフは「活動を理解していただき感謝している」と喜びを語っています。現在、2カ所の自立援助ホームで10代の少年少女を受け入れています。新たに青少年問題の解決に取り組む児童家庭支援センター(仮称)の開設を目指しており、喜入理事長は「子どもたちが幸せで笑顔になる活動を続けたい」と述べました。

 

奄美市の「ゆずり葉の郷」への賞牌伝達はオンラインで行いました。当事業団理事長でもある若菜英晴・毎日新聞社取締役西部本社代表が祝意を述べたのに対し、喜入理事長は「スタッフや子どもたち全員が励みになると喜んでいる。今後も子どもたちが本来の笑顔を取り戻し、心豊かな人生を送れるよう活動していきたい」と抱負を語りました。


毎日社会福祉顕彰歴代受賞者名簿
(敬称略)
地名 氏名 顕彰事項
第1回(昭和46年度)
埼玉県加須市 G・E・キュックリヒ 愛の泉理事長
戦災孤児の救済
群馬県高崎市 菅修 医師・精神障害者の治療と自立に尽力
大阪市 大阪少年補導協会 非行青少年の更生指導
第2回(昭和47年度)
熊本県 福田令寿 医師・ハンセン病患者療養と自立に貢献
東京都 東京出版協同組合 福祉施設への長年にわたる図書の贈呈
大阪市 近代化研究会 社会福祉施設の近代化に取組んだ功績
第3回(昭和48年度)
神奈川県横須賀市 横須賀基督教社会館 一人暮らし老人への無料給食実施
神戸市 家庭養護促進協会 岡村重夫理事長
施設児童への里親探し
福井市 中道益平 光道園理事長
盲人福祉
第4回(昭和49年度)
静岡県金谷町 山城多三郎 金谷民生寮寮長
生活困窮者の救済
徳島県鳴門市 大麻福祉の町 尾崎弘明理事長
障害者が自立できる新しい町づくり
奈良県大和高田市 吉村敏男 和光寮館長
大阪愛隣地区更生勤労
第5回(昭和50年度)
東京都東村山市 草野熊吉 秋津療育園理事長
重症身障者福祉
岡山県赤坂町 山本徳一 天心寮理事長
母子家庭福祉
福岡市 今津福祉の村 老人、心身障害者施設作りを地域ぐるみ展開
第6回(昭和51年度)
和歌山市 堀口銀二郎 医師・身体障害者自立の福祉工場設立
大阪市 大阪ボランティア協会 柴田善守理事長
ボランティアの育成と指導
岐阜県犬山市 川崎昂 ひかり学園々長
精神薄弱児福祉
第7回(昭和52年度)
東京都杉並区 石原憲治 東京愛隣会理事長
福祉相談事業
東京都新宿区 (財)富士福祉事業団 枝見静樹理事長
ボランティア育成事業
東京都府中市 佐藤茂 愛隣会理事長
老人、児童福祉
第8回(昭和53年度)
東京都台東区 遠藤省三 康保会理事長
児童福祉
大阪市 林文雄 四恩学園理事長
児童福祉
鳥取市 藤野武夫 鳥取こども学園常務理事
児童福祉
熊本市 熊本たけのこ会 人形劇団 児童福祉
第9回(昭和54年度)
滋賀県信楽町 池田太郎 信楽青年寮々長
障害者と地域住民の共生に尽力
群馬県渋川市 山田二三雄 恵の園理事長
身障者授産施設開設
埼玉県浦和市 早野嘉夫 医師・寝たきり老人の巡回診療
第10回(昭和55年度)
広島県沼隈町 村田一男 ゼノ少年牧場理事長
知恵遅れ児の自立に献身
東京都新宿区 村谷昌弘 日盲連会長
視覚障害者の社会参加に尽力
奈良市 奈良たんぽぽの会 肢体不自由児福祉とボランティア育成
第11回(昭和56年度)
岩手県花巻市 小川金英 僧侶・生活困窮児救済など児童福祉
大分市 中村裕 医師・障害児リハビリにスポーツ導入
東京都足立区 長谷場夏雄 青少年福祉センター理事長
施設児童のカナダ移住促進
第12回(昭和57年度)
東京都新宿区 本間一夫 日本点字図書館理事長
視覚障害者福祉に尽力
福岡市 昇地三郎 小児麻痺児のためのしいのみ学園設立
岡山市 旭川荘 障害者のための総合社会福祉施設
京都市 留岡幸助著作編集委員会 (特別賞)
代表・杉井六郎同志社大学教授
第13回(昭和58年度)
北九州市 高松鶴吉 市立総合療育センター所長
障害児福祉
松江市 高尾正徳 島根ライトハウス理事長
盲人福祉
水戸市 山口晋 愛友園園長
老人福祉
第14回(昭和59年度)
神奈川県相模原市 今西孝雄 聴覚障害者教育福祉協会専務理事
京都市山科区 大塚全教 このはな会代表
障害者のリハビリと自立
香川県坂出市 吉村シズエ 保育園長
孤児700人余の養育
第15回(昭和60年度)
津市 高林光演 特養老人ホーム高田光寿園施設長
老人福祉
滋賀県石部町 田村一二 茗荷会代表
福祉の村づくり
東京都杉並区 松井新二郎 日本盲人職能開発センター所長
盲人福祉
☆国 際 青 年 年 記 念 特 別 賞☆
東京都渋谷区 幼い難民を考える会 難民救援活動と国際ボランティアの育成
沖縄県宜野湾市 宜野湾市伊佐区青年会 地域福祉への寄与と伝統芸能の継承
東京都文京区 日本国際ボランティアセンターJVC ボランティアによる難民救援と自立、開発援助
奈良市 わたぼうし 歌を通じてのボランティア活動 
第16回(昭和61年度)
東京都世田谷区 石井薫 東京友隣会理事長
老人の駆け込み寺開設
島根県平田市 錦織義宣 長浜和光園名誉園長
老人ホーム運営に新機軸
鹿児島県祁答院町 吉村専蔵 大村報徳園名誉園長
戦災孤児の養育に献身
第17回(昭和62年度)
神奈川県川崎市 川崎市歯科医師会 井田潔会長
障害者・児へのボランティア診療
和歌山県田辺市 木村龍平 前日本盲人会連合副会長
視力障害者福祉
東京都目黒区 島田広子 日本リウマチ友の会理事長
難病患者の救援
徳島県鳴門市 末田統 (特別賞)
鳴門教育大学助教授
視力障害者用電算システム開発
第18回(昭和63年度)
埼玉県所沢市 妹尾正 日本精神薄弱者愛護協会参与
精神薄弱者の社会参加に尽力
那覇市 親川富蔵 県社協常務理事
戦後の沖縄の福祉に貢献
大阪府枚方市 村井正直 医師・わらしべ園長
重症心身障害児福祉
東京都世田谷区 白石信子 (特別賞)
主婦・長年にわたる点訳奉仕
第19回(平成元年)
千葉市 西谷英雄 光の村学園理事長
精神薄弱者の自立に尽力
東京都青梅市 本間昭雄 聖明福祉協会常務理事
盲人福祉
長崎県北松浦郡 近藤原理 障害者との合宿で共生を実践
兵庫県西宮市 黒住格 (特別賞)眼科医
ネパールで三千人余の開眼手術実施
第20回(平成2年度)
山梨県身延町 綱脇美智 身延深敬園理事長
ハンセン病患者救済に献身
大阪府松原市 岩田克夫 聖徳会理事長
老人福祉施設の充実に努力
鹿児島県名瀬市 ゼロム神父 カトリック司祭
ハンセン病未感染児養育など
第21回(平成3年度)
長野県上田市 横関徳二 医師・長期臥床者のための消臭ふとん開発
東京都港区 日産労連福祉基金事業部 清水春樹理事長
身障児童観劇招待など社会奉仕活動を実践
北九州市 天野改造 医師・あゆみの里など重度身体障害者の療育施設開設に尽力
第22回(平成4年度)
神奈川県川崎市 馬橋広吉 昭和26年以来、演劇による福祉施設慰問継続
秋田県鷹ノ巣町 村上清
(秋田県北報公会理事長)
自宅を開放して施設開設、障害者の地域社会での自立推進に尽力
大阪市西成区 吉村靫生
(大阪自彊館理事長)
あいりん地区の福祉推進、民間福祉事業職員の処遇向上に貢献
第23回(平成5年度)
東京都港区 日本I・B・M 視覚障害者の情報入手拡大のため「点訳広場」開発
東京都日野市 田中亮治 東京光の家理事長
視覚障害者の福祉推進
北九州市 見附健 精神障害者福祉と地域児童福祉に貢献
第24回(平成6年度)
東京都文京区 よこいとグループ 小川静枝代表
ボランティアの先駆。在宅障害児者福祉に貢献
東京都渋谷区 阪本みゆき 交通遺児母の会会長
生活苦の母親と遺児のため互助救済確立
大阪市都島区 竹川英幸 大阪中国帰国者センター理事長
日本語教育などで自立援助
第25回(平成7年度)
岡山市 アジア医師連絡協議会 医師らが設立のNGO。内外災害地で緊急救援
群馬県榛名町 原正男 新生会理事長
総合的老人施設づくりの先駆者
東京都墨田区 長畦すめる 本所ベタニヤ母子寮長
母子寮の充実に献身
第26回(平成8年度)
滋賀県草津市 小嶋寿一 障害者の自助具、福祉用具を数多く開発・普及
大阪府枚方市 脇坂千鶴子 腎炎・ネフローゼ児の救済運動を全国的に展開
神奈川県藤沢市 五十嵐光雄 光友会理事長
視覚障害者の雇用促進に尽力
第27回(平成9年度)
東京都町田市 谷節能 民生・児童委員として貧困世帯救済などに40年
大分県緒方町 吉田嗣義 高齢者施設でオムツ随時交換など先駆的な介護
京都府亀岡市 西垣籌一 知的障害者に絵画指導、展覧会にも多数が入選
第28回(平成10年度)
デンマーク 千葉忠夫 日本との福祉交流に、デンマークに学院を開設
仙台市 今野清子 高齢者、入院患者にビューティーケア奉仕活動
滋賀県能登川町 福井達雨 重い知恵遅れの子供の施設・止揚学園リーダー
第29回(平成11年度)
川崎市 千葉茂樹 映像媒体を通じて福祉の向上に大きな貢献
スリランカ シロガマ・ヴィマラ 日本との福祉交流で孤児の救済、福祉の拡充
大阪府 坂江靖弘 母子家庭問題の解決、生活支援に45年間貢献
第30回(平成12年度)
大阪府和泉市 田内 基 在日韓国、朝鮮人高齢者の福祉向上に貢献
東京都千代田区 いのちの電話 自殺予防の電話相談事業を全国的に展開
東京都府中市 斉藤公男 障害者でありながら障害者の自立、支援に貢献
第31回(平成13年度)
栃木市 栃木県立栃木工業高校 車椅子を修理し海外の身障者・高齢者に寄贈。
高知市 岡田好夫・智 行き場のない少年・少女を受け入れ、自立を支援
北九州市 ふうせんバレーボール振興委員会 障害者と健常者が共に楽しめるスポーツの普及に貢献
第32回(平成14年度)
広島市東区 河野澄子 恵まれない乳幼児への献身的・先駆的養育の実践
東京都港区 ㈱ジャパンエナジー 養護施設児童らへの童話集寄贈、海外体験の旅の提供
大阪府堺市 山本 茂 半世紀以上にわたる福祉現場での創意工夫・精励
第33回(平成15年度)
北海道浦河町 浦河べてるの家 精神障害者自身による独創的な生活と事業の拠点作り
さいたま市北区 河端静子 筋ジストロフィー患者のため40年にわたる貢献
鳥取市 森岡 崇 重症心身障害児の療育に新風を吹き込む
第34回(平成16年度)
東京都新宿区 東京基督教女子青年会
中国帰国者日本語教室
残留孤児へのボランティア精神に基づく日本語教育と支援活動
北九州市 奥田知志 自立へ誘導するユニークなホームレス支援活動
京都府福知山市 藤岡八重子 骨髄バンク設立への献身と骨髄バンクの国際提携実現に貢献
第35回(平成17年度)
大阪市西成区 荘保共子 あいりん地区で恵まれない子どもらへの献身的な支援活動
仙台市太白区 山田富也 闘病生活を基にした創作活動と障害者の自立を目指した福祉の実践
大分県宇佐市 歩みの会 寄村仁子代表
在宅・地域重視の先駆的な障害者支援と施設作り
第36回(平成18年度) 
福井市 NPO法人
「心に響く文集・編集局」
景勝地・東尋坊で自殺防止のパトロールや再出発の支援活動
横浜市中区 NPO法人
「市民の会・寿アルク」
アルコール依存症からの回復と社会復帰を支援
川崎市宮前区 石井哲夫 福祉的視点を重視した自閉症児の治療教育法を確立
富山市 西浦博良 半世紀に及ぶ利用者本位の救護施設の運営・施設改善
第37回(平成19年度) 
横浜市栄区 社会福祉法人「訪問の家」 重症心身障害児・者の支援で先駆的・総合的な取り組み
大阪市天王寺区 大阪児童福祉事業協会
アフターケア事業部

長年にわたる児童養護施設出身者へのきめ細かい自立支援

神奈川県座間市 武間謙太郎 ララ物資の配分、障害者の自立支援など社会福祉に貢献
第38回(平成20年度) 
神戸市中央区 点訳ボランティアグループ連絡会 視覚障害者へのサポートとして長期にわたり点訳活動を継続
鳥取県米子市 小 川 祝 子

永年にわたり里子の養育に献身的に努め、健全な育成に貢献

広島市中区 井 上 わ こ

視覚障害者のために毎年、盲導犬を継続的に寄贈

第39回(平成21年度) 
沖縄県うるま市 宮里善昌 医介輔制度による医介輔として約60年にわたって地域医療を支えてきた
島根県浜田市 社会福祉法人いわみ福祉会
(室崎富恵会長)

障害者らが伝統芸能「石見神楽」の衣装・面などを製作し、産業としても成功している

大阪府泉大津市 NPO法人おはなしキャラバン“つばさ”
(立花由美子代表)

人形劇を中心に全国各地で約3600公演を実施

第40回(平成22年度)
東京都台東区 セカンドハーベスト・ジャパン 日本初のフードバンクで、その概念やシステムを構築した
東京都新宿区 高 橋 昌 巳 視覚障害者に向たけ医学書や教科書を出版。海外であんま指導も
大阪府河内長野市 宮 武 一 郎 半世紀に亘りハンディを抱える人たちに支援の手を差し伸べた
第41回(平成23年度)
東京都台東区 NPO法人 きぼうのいえ ホスピスケア施設を開設、重病の人々の最期を看取る
石川県白山市 社会福祉法人「佛子園」 レストランなどで障害者を多数雇用し、利益は従業員に還元
大阪市東住吉区 今川社会福祉協議会ボランティア部 高齢者の通院、家事、食事の宅配を支援し、子供とも交流
第42回(平成24年度)
東京都豊島区 本田 徹 医師。東京・山谷で日雇い労働者を診察。紛争地帯でも治療
大分県竹田市 社会福祉法人博愛会
「福祉農場コロニー久住」
知的障害者に農業、畜産などを指導し、農業法人に就職も
さいたま市見沼区 公益社団法人「やどかりの里」 精神障害の授産施設と援護寮、生活支援センターを運営
第43回(平成25年度)
神奈川県伊勢原市 認定NPO法人子ども虐待ネグレクト防止ネットワーク 被性虐待児の面接を1回限りとする司法面接員を養成
大分県別府市 濱田 多衛子 児童養護施設のための民間奨学金創設など養護環境整備に尽力
奈良市 一般社団法人奈良親子レスパイトハウス 自宅で暮らす難病児と家族を招き、介護・被介護から解放
第44回(平成26年度)
大阪市 岩田 美津子 30年にわたり点訳絵本を手作業で制作し郵送
新潟県新発田市 桐生 清次 40年以上にわたり障害者雇用増加に向け尽力
横浜市 明石 恒彦 外国人患者の診療に献身する「現代の赤ひげ」
第45回(平成27年度)
宮崎市 認定特定非営利活動法人ホームホスピス宮崎(市原美穂理事長) 民家を利用した在宅ケアホスピス設立
山梨県南アルプス市 芦沢茂夫さん 車イス生活者の福祉向上に尽力
東京都目黒区 ワット隆子さん 集い呼びかけ、乳がん患者の会を設立
第46回(平成28年度)
東京都文京区 公益社団法人「青少年健康センター」(齋藤友紀雄会長)  登校や引きこもりの若者支援
大阪府大東市 元大阪府中央子ども家庭センター所長 家常惠さん 子どもを虐待から守る活動を半世紀
鳥取県米子市 NPO法人「地域活動支援センター おおぞら」(植村ゆかり理事長)  障害者が利用作業所や店などを展開
第47回(平成29年度)
東京都世田谷区 社会福祉法人「子どもの虐待防止センター」(松田博雄理事長)  虐待の早期発見と虐待のない育児支援
佐賀市 江頭邦子さん 難病患者の社会参加を後押しする作業所開設
北海道赤平市 社会福祉法人「北海道光生舎」(高江智和理理事長)  「企業授産」という独自理念で活動
第48回(平成30年度)
横浜市南区 特定非営利活動在日外国人教育生活相談センター・信愛塾(李明忠理事長)  日本で生活する外国人の生活を支援
千葉県松戸市 奥地圭子さん 不登校児の居場所作りに取り組む
盛岡市 社会福祉法人岩手愛児会(藤澤昇会長)  サポートが必要な子どもの療育続ける
第49回(令和元年度)
埼玉県深谷市 茂木幹央さん  失明後、故郷の埼玉県に初の養護盲老人ホームを開設し、6施設に拡大
大阪市東淀川区 社会福祉法人 水仙福祉会(松村寛理事長) 50年前から「統合保育」の先導など障害者を幼児期から一貫して支える
福島市 シャローム(大竹静子代表) 障害の有無を超えて誰もが共生できる社会の実現を被災地から目指す
第50回(令和2年度)
岡山市 竹内昌彦さん・認定NPO法人ヒカリカナタ基金理事長 途上国で眼病治療を支援
福岡市 社会福祉法人「野の花学園」福田量理事長 知的障害者支援の先駆的役割を果たしてきた
大阪市 認定NPO法人「大阪精神医療人権センター」位田浩・大槻和夫両代表理事 精神科病院の処遇改善に取り組む