災害被災者救援事業

能登半島地震などに多くの善意

24年元旦に石川県能登地方を震源とする震度7の地震が発生、津波も押し寄せて、多くの家屋が倒壊したり流されたりしました。さらに大規模火災も起き、同県内では200人を超す皆さんが犠牲となりました。被災地では道路が寸断され、水道も長い間使えない状態が続き、多くの皆さんが避難所で不安な日々を送りました。

当事業団は、地震発生直後から東京・大阪の両事業団とともに救援金を呼びかけ、新聞やテレビで現地の惨状を知った皆さんから多くの浄財が寄せられました。この中から、当事業団は被害の大きかった石川県輪島市、珠洲市、七尾市に合わせて800万円を第1次分として贈りました。

また、前年度発生したトルコ・シリア地震の救援金を現地で活動する2団体に配分。東日本大震災救援金と毎日希望奨学金にも、たくさんの方々から善意が寄せられました。東日本大震災救援金は、福島県に30万円▽希望奨学金は、事務を担当する大阪社会事業団へ400万円を送金、ともに残金は次年度へ繰り越しました。

西部社会事業団への救援金・奨学金は以下の機関・団体に配分、贈呈しました。

【能登地震救援金】
▽輪島市300万円▽珠洲市300万円▽七尾市200万円
【トルコ・シリア地震救援金】
▽国連世界食糧計画WFP協会100万円▽難民を助ける会へ90万円
【東日本大震災被災者救援金】
▽福島県災害対策本部へ30万円
【毎日希望奨学金】
▽大阪社会事業団へ400万円
【九州豪雨災害救援金】
熊本県人吉市へ50万9071円