災害被災者救援事業
国内外を問わず、予期せぬ大規模災害が発生し、大きな被害が想定される場合、東京・大阪の事業団と協議して、緊急に被災者救援金を呼びかけます。
24年度は能登地方を9月に豪雨が襲い、地震の被災者が身を寄せる仮設住宅も浸水。地震と豪雨、2度の災害で甚大な被害を受けた能登地方に多くの救援金が寄せられました。
- 「能登地震救援金」を石川県へ贈呈
- 2024年1月に発生した能登半島地震で、皆様から東京・大阪・西部3社会事業団に寄せられた災害救援金のうち、4月までに集まった1900万円を被災地の石川県と日本赤十字社に贈呈しました。このうち、西部社会事業団からは500万円を贈呈しました。今回が4回目で合計金額は1億3417万105円となりました。ご協力いただきました皆様に心よりお礼を申し上げます。救援金は引き続き募集しています。ご支援をお願いいたします。
- 「東日本大震災救援金」2024年度116万円を贈呈
- 皆様から東京・大阪・西部3社会事業団にご寄付いただいた2024年度の東日本大震災救援金116万円を、岩手・宮城・福島の3県に贈呈しました。このうち、西部社会事業団からは45万円を3県に贈呈しました。これまで3事業団の贈呈総額は11億5484万9657円となりました。ご協力いただきまして、あつくお礼申し上げます。救援金は2025年度も募集を継続します。ご支援をよろしくお願いいたします。
- 「ミャンマー地震救援金」826万5237円贈呈
- 3月28日に発生したミャンマー地震で皆様から寄せられた災害救援金826万5237円を救援活動をしている国連関連機関や民間団体など10団体に贈呈しました。受け付けは8月末で終了しました。ご協力いただきました皆様に心よりお礼を申し上げます。
- 贈呈先は次の通りです。
- 国連UNHCR協会▽国連世界食糧計画WFP協会▽日本ユニセフ協会▽国境なき医師団日本▽難民を助ける会▽ワールド・ビジョン・ジャパン▽AMDA▽日本国際ボランティアセンター▽シャンティ国際ボランティア会▽テラ・ルネッサンス(順不同)
- 「毎日希望奨学金」2025年度は163人に
- 2011年5月4日、東日本大震災で保護者を亡くした震災遺児を支える「毎日希望奨学金」制度を毎日新聞大阪・東京・西部社会事業団、毎日新聞社で創設。奨学金基金への募金を毎日新聞紙面で呼びかけました。
- この奨学金は、東日本大震災で父母らが死亡・行方不明になった高校生、高専生、短大生、大学生、専修学校生、大学院生などに正規の最短卒業年度まで月額2万円を給付。返還の必要はなく、他の奨学金との併用もできます。2024年7月と8月に開催された毎日希望奨学金運営委員会では、2025年度から奨学金支給額を月額1万円増額し3万円とすることが決まりました。
- 初年度の11年度は、申請があった156人全員に給付しました。以後、12年度191人▽13年度240人▽14年度214人▽15年度217人▽16年度194人▽17年度194人▽18年度203人▽19年度199人▽20年度209人▽21年度206人▽22年度187人▽23年度189人▽24年度174人が対象となりました。
- 25年度は163人に給付します。24年度からの継続が114人、新規は49人で、学校別では高校生69人、短大・大学・大学院生86人、専修学校生など8人です。月額3万円を3カ月ごとにまとめて給付します。
