海外難民救援事業

■ウクライナへの支援も■

毎日新聞社会事業団が、毎日新聞紙面との連動で1979(昭和54)年から「飢餓・貧困・難民救済キャンペーン」として始めた海外難民救援事業は、2022年度で44年目を迎え、新型コロナウイルスの影響で中断していた海外取材を再開。ロシアのウクライナ侵攻で、戦火を逃れ隣国のポーランドやモルドバに避難した人々の様子や思いを取材チームが報告。前年度末から6月にかけて2回にわたり「ウクライナ侵攻」「離散―モルドバ報告」として紙面化しました。

新聞紙面で避難民の様子を知った多くの読者から、他の地域の難民支援と合わせて浄財が寄せられました。西部社会事業団は東京、大阪両事業団とともに、国際機関の日本ユニセフ協会や国連UNHCR協会、「ペシャワール会」「ロシナンテス」をはじめとするNGOなど22団体に総額4230万円を届けました。キャンペーン当初からの救援金の総額は17億718万8344円になりました。

海外救援金の配分先と配分額は以下の通りです。

【西部管内】

  • ▽ペシャワール会
  • ▽ロシナンテス
  • ▽国連UNHCR協会(ウクライナ支援)
  • ▽難民を助ける会(同)

【東京・大阪管内】

  • ▽国連UNHCR協会
  • ▽国連世界食糧計画WFP協会
  • ▽日本ユニセフ協会
  • ▽国境なき医師団日本
  • ▽日本国際ボランティアセンター(JVC)
  • ▽難民を助ける会
  • ▽シェア=国際保健協力市民の会
  • ▽AMDA
  • ▽シャンティ国際ボランティア会
  • ▽ワールド・ビジョン・ジャパン
  • ▽難民支援協会
  • ▽緑のサヘル
  • ▽バーンロムサイジャパン
  • ▽UNDP(国連開発計画)
  • ▽TMAT
  • ▽Community Life
  • ▽アフガニスタン女性支援プロジェクトEJAAD JAPAN
  • ▽STAND ALIVE
  • ▽ネパール・ヨードを支える会
  • ▽アジア子ども基金