毎日新聞

海外難民救援事業

■20団体に1260万円■

毎日新聞社会事業団が、毎日新聞紙面との連動で1979(昭和54)年から「飢餓・貧困・難民救済キャンペーン」として始めた海外難民救援事業は、2021年度で43年目を迎えました。例年、海外取材を基に紙面化していますが、今年度は新型コロナウイルスの影響で海外渡航が難しかったために断念、次年度に持ち越しました。

一方、ロシア軍のウクライナ侵攻で、多くの人たちが着の身着のまま国境を越えて逃れる事態となりました。不安の中、祖国に残された家族を思い、不自由な暮らしを続ける難民の姿を、外信部や東京写真部の記者が取材、「難民キャンペーン」として現地や隣国から報告しました。新聞紙面で難民の様子を知った多くの読者から浄財が寄せられました。西部社会事業団は東京、大阪両事業団とともに、国際機関の日本ユニセフ協会や国連UNHCR協会、「ペシャワール会」「ロシナンテス」をはじめとするNGOなど20団体に総額1260万円を届けました。キャンペーン当初からの救援金の総額は16億6488万8344円になりました。

海外救援金の配分先は以下の通りです。

  • ▽国連UNHCR協会
  • ▽国連世界食糧計画WFP協会
  • ▽日本ユニセフ協会
  • ▽国境なき医師団日本
  • ▽日本国際ボランティアセンター(JVC)
  • ▽難民を助ける会(AAR Japan)
  • ▽シェア=国際保健協力市民の会
  • ▽AMDA
  • ▽シャンティ国際ボランティア会
  • ▽ワールド・ビジョン・ジャパン
  • ▽難民支援協会
  • ▽緑のサヘル
  • ▽バーンロムサイジャパン
  • ▽アジア協会アジア友の会
  • ▽アクセス-共生社会をめざす地球市民の会
  • ▽ラリグラス
  • ▽ネパール震災プリタム実行委員会
  • ▽シャプラニール=市民による海外協力の会
  • 【西部管内】
    ▽ペシャワール会 
  • ▽ロシナンテス
  • ▽難民を助ける会(AAR Japan)