毎日新聞

障害者福祉事業

■新規事業は1件■

助成・援助の事業件数としては最も多く、今期は新規1件、他はすべてが継続事業で、計20件。うち名義後援のみは5件でした。

「声の点字毎日」発行

週刊「点字毎日」を録音テープに吹き込んで、視覚も皮膚感覚も失った人たちへ寄贈する事業で、月に2回発行しています。東京、大阪との3事業団共同事業。2007年8月の配布分からデイジー版CD「点字毎日音声版」に切り替えました。西部管内では菊池恵楓園(熊本)、星塚敬愛園、奄美和光園(ともに鹿児島県)の3カ所の国立ハンセン病療養所に贈りました。

第42回毎日サマースクール

山口県下関市立中学校の特別支援学校生らの合宿訓練の一つで、当事業団と同市教委などが共催。7月3~4日、同10~11日の1泊2日の日程で、下関市内の障害者支援施設「なごみの里」で実施。市内の4校から男子生徒1人、女子生徒4人が参加、施設の人たちと共に作業や生活を共にしながら、洗濯や手工芸、地域社会とのかかわりなどを学びました。

北九州精神障害者福祉会連合会バスハイク

同連合会は北九州市内で6事業所を運営しており、日ごろ遠出をする機会の少ない利用者や家族が交流を図る目的で実施しています。今期は5月11日、福岡市同植物園を巡り楽しみました。

第40回脳性マヒ児のための母親研修キャンプ

福岡あゆみの会が主催する福岡県内の脳性マヒ児とその母親らの動作訓練研修キャンプ。7月20~21日の1泊2日の日程で、同県筑前町のやすらぎ荘で開催しました。脳性マヒ児・者9人と母親などの保護者15人、九州大学の古賀聡・准教授ら大学スタッフと学生ボランティア25人が参加。古賀準教授らの指導で保護者が訓練士となり、わが子の動作訓練をしました。全国的にも注目されている取り組み。

第30回北九州市障害者水泳大会

市障害者スポーツ協会が市内の10歳以上の身体障害児者を対象に7月21日、小倉北区三郎丸の市障害者スポーツセンター「アレアス」屋内温水プールで開催しました。市内各区から57人の障害者が出場、日ごろの練習の成果を存分に発揮しました。

第44回「わたぼうし音楽祭」

「奈良たんぽぽの会」などが主催する障害のある人たちの「心を歌う音楽祭」で、毎日新聞社や同社会事業団などが後援しています。今期は8月4日、奈良市の県文化会館国際ホールで開催。最高賞の「わたぼうし大賞」には、大阪市の与那覇里美さん(36)作詞、大阪府茨木市、三木祐子さん(35)作曲の「2さい」が選ばれました。

第17回ごろりんハウス交流キャンプ

福岡県久留米市のNPO法人「ごろりんハウス」が9月21~22日、福岡県東峰村で1泊2日のキャンプを実施。施設に入所している障害児・者や養護学校に通っている人たちと、ボランティアら約40人が参加し、交流を深めました。

第54回九州地区聾学校体育・文化連盟宮崎大会

九州地区ろう学校の体育・文化の祭典で、10月3~4日、宮崎市の県武道館などで開催。九州各県のろう学校の小学生~高校生が参加しました。当事業団は、各競技の入賞者へのメダル(184個)や賞状(204枚)、レプリカ(3個)を贈りました。

第88回全国盲学校弁論大会

全国盲学校長会と毎日新聞社会事業団、点字毎日が主催して10月4日、東京都立文京盲学校体育館で開催。全国7地区から9人が出場、日ごろの思いや感じていることなどを発表しました。審査の結果、「シロウサギ」と題し弁論した福島県立視覚支援学校高等部保健理療科1年で弱視の常松桜さん(19)が優勝し、文部科学大臣優勝旗、点字毎日杯を手にしました。

日本ふうせんバレーボール協会運営費助成

「障害者の完全参加と平等」を掲げ、北九州発祥の風船バレーボールの普及・振興を図る同協会の年間運営費を助成しています。2012年度までは全国大会への助成という名目で助成金を支出してきましたが、13年度から同協会から「年間運営費に変更してほしい」との要請があり、変更して支出。19年度も同様に助成しました。

高次脳機能障害啓発研修会の助成

高次脳機能障がいは、脳卒中や交通事故、低酸素脳症などによる脳損傷で引き起こされます。障害部位によって後遺症が様々なため、周囲の理解を得るのは難しいのが現状です。同じ障害で困っている人が多くいるのに、北九州ではよく理解されておらず、啓発と支援の充実を目指して、2年前に考える会「虹」が発足。10月20に北九州市総合保健福祉センターであった研修会では、脳出血で半身にマヒが残った女優の河合美智子さんの講演やリハビリに関する講話などがあり、約120人が参加しました。

第38回北九州市障害者ボウリング大会

市障害者スポーツ協会が障害者スポーツ振興のため12月2日、八幡東区の北九州桃園シティボウルで開催。各地から13歳以上の選手58人、ボランティアら17人が参加。障害区分に分かれて1人2ゲームずつプレーし順位を競いました。

中間市手をつなぐ育成会年末もちつき大会

福岡県中間市の手をつなぐ育成会が市内の障害児らの交流と年末レクリェーション行事として毎年企画。今回は12月15日、市内の障害福祉多機能型事業所「仲間園」で開催。障害者や家族らが参加し、43㌔のもちをつき、プレゼントするなどしました。

第39回「出発(たびだち)を励ます集い」

北九州市と市手をつなぐ育成会が市内の知的障害児者の中で、入学や卒業、成人、還暦など人生の節目を迎えた人たちを励ます催しで「かがやけ21世紀の仲間たち」のタイトルで、20年1月25日、戸畑区汐井町のウエルとばたで開催。当事業団は後援するとともに対象者50人に記念品の置時計を贈って励ましました。

北九州OPEN(国際車いすテニストーナメント2020北九州)

2009年から国際車いすテニス連盟公認の国際大会となり、北九州市身体障害者スポーツ協会も主催団体に加わって名実共に身障者の大会として新たにスタートしました。今大会は20年3月6~8日の3日間、北九州市八幡西区の穴生ドームで開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡散予防のため開催を断念しました。助成金は本番に向けた準備に充てられました。

◇名義後援事業◇

第17回オンキョー点字作文コンクール
「視覚障害者の世界に点字と音声の架け橋を」との趣旨で、音響機器メーカー「オンキョー」と毎日新聞点字毎日が主催し、厚労省や毎日新聞社会事業団が後援して国内外を対象に募集。国内からは108編の作品が寄せられました。入選作品は点字と活字を併記した作品集にして刊行、図書館や盲学校、関係施設に配布しました。
第56回点字毎日文化賞
盲人文化の向上と福祉増進に先駆的業績をあげた個人、団体を表彰することで社会の理解を深めるのが目的。19年度は「視覚障害をもつ医療従事者の会(ゆいまーる)」(代表・守田稔医師)が選ばれました。
第37回北九州精神障害者家族会連合会総会
 北九州市内の障害者の家族でつくる定例総会で19年5月26日、戸畑区の「ウエルとばた」で開催。約80人が出席し、午前中は議事、午後は記念講演がありました。
第57回北九州市障害者スポーツ大会
 北九州市の障害者スポーツの祭典で、全国障害者スポーツ大会の選手選考も兼ねた大会。19年5月12日に小倉北区の障害者スポーツセンターで卓球競技▽5月26日、八幡西区の本城陸上競技場などで陸上競技やフライングディスク競技がありました。
第38回肢体不自由児者の美術展
 全国規模の美術展で、20年3月2日~8日、福岡市役所1階市民ロビーとアクロス福岡コミュニケーションエリアで開催、全国から応募のあった絵画、書、タイプアート、デジタル写真の中から、入賞作品を展示する予定でしたが、新型コロナウイルス感染予防のため中止になりました。